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【ダイハツ不正】不正拡大１カ月
信頼回復へ
ダイハツ工業は品質試験での不正が発覚し、約1ヶ月間新車の生産・出荷を全面停止した。この影響は部品会社や販売店にも及び、国土交通省は一部車種の出荷停止指示を解除したものの、信頼回復への道筋は不透明である。ダイハツは2023年12月20日、64車種で不正があったと発表し、その安全性を国が再試験する異例の事態となった。この問題は8136社、売り上げ約2兆2110億円に影響を与える。
不正の背景には、トヨタ自動車の完全子会社となった後の開発期間の短縮プレッシャーがある。トヨタ社長はダイハツへの負担を減らす方針を示し、軽自動車に資源を集中する可能性がある。経営体制の見直しや出荷再開の時期が焦点となり、ダイハツの奥平社長を含む役員陣の辞任が予想される。
国交省は一部車種の安全性を確認し、出荷停止指示を解除したが、問題の解決には、ダイハツの不正が「打ち止め」になることが重要である。新たに14件の不正が発覚し、第三者委員会は約7ヶ月調査して174件の不正を報告した。型式指定の取り消し拡大が、ダイハツの経営に影響を与える恐れがある。また、型式指定の再取得には時間がかかるため、影響は甚大となり得る。ダイハツは軽自動車「タント」などに強みを持ち、今後の動向が注目される。
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📰 1月20日(土)の主要ニュース
①安倍派・二階派解散へ 首相「信頼損ねおわび」
📰日経新聞 引用記事
②日本の探査機 月面到達 JAXA 着陸の成否見極め
③ダイハツ「軽」集中へ 一部で出荷停止解除
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