【学校へ行きたい…】小中学生の登校地震前の２割強輪島

国内

2024.02.07

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【学校へ行きたい…】小中学生の登校地震前の２割強輪島

【学校へ行きたい…】小中学生の登校地震前の２割強輪島

能登半島地震の影響を受けた石川県輪島市では、校舎が被災した市立小中学校7校が、県立輪島高校の校舎を利用して授業を再開した。これにより、県内の全小中学生が登校可能となった。しかし、地震前の在校生数の約20%以上が登校したにとどまり、遠方や白山市へ避難している児童・生徒もいる。登校した193人の児童・生徒は、心のケアやレクリエーションを通じて久しぶりに同級生との再会を喜んだ。また、24人の中学生はオンラインで授業に参加した。

当面の授業は午前9時から正午までとし、徒歩や保護者による送迎が基本となる。市は、午後の授業も実施できるよう昼食の提供などの調整を進めている。児童の一人は、「友達と遊んだり、楽しかったことを話したりしたい」と期待を示した。学校側も子どもたちの学びたいという願いを受け、再開を喜ぶ声が聞かれた。一方で、オンライン参加や登校できなかった生徒へのサポートも必要とされている。

輪島市内には市立小中学校が12校あり、そのうち5校は既に一部の校舎を利用して授業を再開していた。能登半島地震は、冬休み明けから輪島市を含む複数の市町で臨時休校を余儀なくされていたが、この授業再開は地域社会にとって一歩前進である。