【４歳女児殺害】複数の有害物検索か猛毒トリカブトも

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2024.02.17

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【４歳女児殺害】複数の有害物検索か猛毒トリカブトも

【４歳女児殺害】複数の有害物検索か猛毒トリカブトも

東京都台東区で4歳の女児が中毒死した事件で、警視庁は両親を殺人容疑で逮捕した。両親のデジタル機器からは、有害物質や猛毒のトリカブトなどに関する検索履歴が確認された。逮捕されたのは、女児の父である会社役員の細谷健一（43歳）と母の志保（37歳）。二人は2023年3月、自宅で次女に抗精神病薬「オランザピン」と不凍液に含まれる「エチレングリコール」を摂取させ、中毒死させた疑いが持たれている。健一容疑者は容疑を否認し、志保容疑者は黙秘している。

両容疑者の自宅などの家宅捜索で押収したスマホやパソコンの解析結果、オランザピンやエチレングリコール、トリカブトに関する情報検索の履歴が見つかり、有害性や人体への影響について調べていた形跡があった。また、事件の約1年前からこれらの物質をネットで購入していた記録もある。東京都と台東区は、両容疑者の家族に対して支援を行っていたが、この悲劇を防ぐことはできなかった。小池百合子知事は、この事件を受けて都と区の対応を検証する意向を示している。さらに、青森県でも似たような虐待死事件が発生しており、小池知事は社会全体で痛ましい事件が起こらないような策を考える必要性を訴えている。