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【派閥の解消】麻生氏らに「配慮」
自民党は22日、政治刷新本部で派閥解消に関する議論を深めた。執行部からの改革案は、派閥解消を目指しつつ、人事と資金の分離を図る「政策集団」への移行を提案した。しかし、この案に対し、出席者からはその実効性に疑問を呈する声も上がった。
会合では、岸田文雄首相が岸田派の解散を宣言。しかし、他の派閥については具体的な言及は避けた。これには、麻生太郎副総裁が麻生派の存続を示唆するなど、政権中枢からの派閥存続の意向が影響していると見られる。
また、茂木敏充幹事長も茂木派の存続を調整中であり、政権中枢に近いほど派閥存続論が強まる傾向がある。議論は賛否が交錯し、3時間を超える長丁場となった。派閥解消論者は、全派閥の解消が必要と主張。一方、派閥存続論者は、派閥が総裁選びなどにおいて重要な役割を果たしていると反論した。
刷新本部の改革案は、派閥による政治資金パーティーや閣僚人事への影響力行使を禁止し、政策集団としての派閥存続を認める内容となった。これに対し、一部からは「骨抜き」との批判も出た。
自民党は、野党からの質疑を控える通常国会に向け、23日も議論を続ける予定だ。政治資金問題の解決と、自民党や岸田政権の信頼回復には、派閥問題への世論の納得いく解決が不可欠である。
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📰 1月23日(火)の主要ニュース
①「派閥解消」の改革案骨子 麻生氏らに配慮
📰日経新聞 引用記事
②松本人志さん 文芸春秋を提訴「報道で名誉毀損」
③愛子さまが日赤職員に ４月から嘱託で
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