【釣りざおに死体】浜名湖に中国籍の１７歳高校生遺体

国内

2024.02.14

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【釣りざおに死体】浜名湖に中国籍の１７歳高校生遺体

【釣りざおに死体】浜名湖に中国籍の１７歳高校生遺体

静岡県湖西市新居町の浜名湖で、中国籍の通信制高校生、斉藤宇川さん（17歳）の遺体が見つかった事件について、静岡県警は深刻な展開を迎えている。9日に発見された斉藤さんは、溺死の可能性が高い状況であったため、県警は13日に殺人容疑で捜査本部を設置した。斉藤さんは、家族から失踪として7日午後に捜索願が出されており、身元の特定後、司法解剖の結果、死後約1週間が経過していたことが明らかになった。また、遺体には複数のあざが見つかっている。

斉藤さんが最後に目撃されたのは、4日午後7時頃で、「遊びに行く」と家を出た後、5日未明には浜松市内の知人宅にいたことが確認されている。捜査本部は、斉藤さんの家族や知人から、事件に至るまでの状況やトラブルの有無について聞き取りを進めている。

遺体が発見された浜名湖の湖畔は、JR鷲津駅から南東に約1.3キロの位置にあり、住宅や商業施設が立ち並ぶ一方で、夜間は照明が少なく、静かな環境が広がっている。地元で働く人々は、このような場所での事件発生に衝撃を受けており、普段は釣り客や散歩をする地元住民が訪れる程度の静かな場所であることから、事件の背景にはさまざまな憶測が飛び交っている。

静岡県警は、斉藤さんの死因となった溺死の経緯や、遺体に見られたあざの原因など、詳細な捜査を進めている。この事件は、地域社会に大きな衝撃を与えており、斉藤さんの死に至る背景の解明が求められている。