【解散ラッシュ】岸田派安倍派二階派、首相「信頼損ねおわび」

国内

2024.01.20

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【解散ラッシュ】岸田派安倍派
二階派、首相「信頼損ねおわび」

【解散ラッシュ】岸田派安倍派
二階派、首相「信頼損ねおわび」

自民党内の主要派閥が政治資金問題を受けて解散を決定した。安倍派（清和政策研究会）、二階派（志帥会）、岸田派（宏池会）は、政治資金規正法違反により会計責任者が立件されたことを受け、異例の解散を発表した。安倍派と二階派は19日にそれぞれ臨時総会を開催し、解散を公表。岸田文雄首相は、この事態に「極めて遺憾」とコメントし、国民に謝罪した。

安倍派は1979年に発足し、自民党政権の基盤を担ってきたが、福田赳夫元首相が初代会長を務めた歴史を持つ。二階派も同様に、二階俊博元幹事長が解散を発表し、責任を感じていることを表明した。これらの派閥は自民党内で大きな勢力を持ち、解散により党内の力学に変化が生じる可能性がある。

派閥解散の波は他の派閥にも及び、麻生派（志公会）と茂木派（平成研究会）も派閥のあり方について協議を進めている。麻生太郎副総裁は「政策集団としての活動を所属議員と相談」と述べ、茂木敏充幹事長も同様の見解を示した。

自民党は今後、派閥の政治資金パーティーや閣僚推薦名簿の提出禁止など、政治改革案を検討していく。この政治資金問題と派閥解散は、自民党の将来の方針と日本の政治状況に大きな影響を与えることになるだろう。