【桐島聡を名乗る男】神奈川の土木会社勤務

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2024.01.28

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【桐島聡を名乗る男】神奈川の土木会社勤務

【桐島聡を名乗る男】神奈川の土木会社勤務

1974年から1975年にかけて、一連の企業爆破事件が日本を震撼させた。この事件で爆発物取締罰則違反の容疑で指名手配された桐島聡容疑者（70歳）について、新たな展開があった。捜査関係者の取材によると、桐島容疑者と名乗る男性が神奈川県の病院に入院していることが判明。この男性は以前、神奈川県内の土木関連企業に勤務していたという。

桐島容疑者はかつて海外に逃亡していたと見られており、この男性が容疑者本人であれば、長期間にわたって神奈川県内に潜伏していた可能性がある。警視庁公安部は、DNA鑑定などを通じて身元の確認を進めている。

桐島容疑者の特徴として、身長約160cm、痩せ形、唇が厚く、強度の近視とされる。捜査関係者によると、この男性の身体的特徴は桐島容疑者と矛盾しないという。公安部はこの男性が桐島容疑者である可能性が高いと見ている。

さらに、この男性は末期がんを患っており、今年、別の名前を使用して鎌倉市の病院に入院していた。25日には自らを「桐島聡」と名乗り始め、「最期は本名で迎えたい」と話しているという。この事実は、過去の犯罪に関わった容疑者が、人生の終わりに真実を明らかにするというドラマティックな展開を示している。このケースは、長きにわたる逃亡と潜伏、そして最終的な自己開示の物語であり、犯罪史における重要な一ページとなるかもしれない。