【空飛ぶクルマ】スカイドライブインドとスズキが協力

国内

2024.01.12

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【空飛ぶクルマ】スカイドライブ
インドとスズキが協力

【空飛ぶクルマ】スカイドライブ
インドとスズキが協力

スカイドライブ（愛知県豊田市）は、いわゆる「空飛ぶクルマ」、電動垂直離着陸機（eVTOL）の開発を進めており、スズキと協力して2027年にインドで輸送サービスを開始する予定である。将来的にはインドでの機体生産も検討されている。この計画は、スカイドライブの福沢知浩CEOがインド西部グジャラート州で開催された投資誘致イベント「バイブラント・グジャラート」で発表された。

インド市場において、スズキは自動車製造・販売の分野で高いシェアを持つ。予定されている輸送サービスの料金は、現地のタクシーと同等の1キロメートル当たり200～300円を想定している。福沢CEOは、インドの交通渋滞や大気汚染の問題を解決する手段として、空飛ぶクルマが適していると考えている。

スカイドライブとスズキは、性能確認、量産、そしてインド国内外での販売の可能性を模索していく。また、必要な人材の確保にも取り組む。市場で継続的な需要が見込まれれば、インドでの生産も視野に入れている。

この提携の一環として、スカイドライブはスズキからの追加出資を受け入れ、静岡県にあるスズキのグループ工場で3人乗り機体の製造を今春より開始する計画である。この動きは、空飛ぶクルマの商用化への重要な一歩として、将来の交通手段の革新を目指すものである。