【雨でも安定】ボギーなし６バーディー西郷首位、米参戦への鍛錬実る

スポーツ

2024.03.02

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【雨でも安定】ボギーなし６バーディー西郷首位、米参戦への鍛錬実る

【雨でも安定】ボギーなし６バーディー西郷首位、米参戦への鍛錬実る

ダイキンオーキッドレディースゴルフトーナメントでは、西郷真央が優れたプレイを披露し、首位に躍り出た。雨と風が強まる厳しい条件の中、西郷はノーボギーで６バーディーを記録し、通算１１アンダーで２位の菊地絵里香を４打差で引き離した。この結果は、２年ぶりの大会優勝を目指す彼女にとって大きな前進である。一方で、首位からスタートした岩井千怜は７３をマークし、通算６アンダーで３位に位置している。２年連続女王の山下美夢有は連日の７１を記録し、通算２アンダーで１１位につけている。

予選を通過した選手は５４人にのぼり、その中には６年ぶりにツアー復帰した元賞金女王の森田理香子も含まれている。森田は１アンダーで１８位につけ、決勝ラウンドへと進んだ。しかし、川岸史果や２年ぶりに復帰した宮里美香、通算５０勝を誇る不動裕理は予選落ちとなった。

西郷は、難しいコンディションの中でのプレイについて、「行ってはいけない場所に行かないようにマネジメントできた」と振り返り、その結果に満足している。特に、前半１５番でのティーショットが右ラフに入った際の高い対応力や、グリーン外からのチップインバーディーなどが、彼女の安定したプレイを支えた。

オフシーズンにはハードトレーニングを積み、米ツアーでの競争に備えた西郷は、ドライバーの飛距離を５ヤード以上伸ばすなど、体づくりと技術向上に努めてきた。彼女は、「米ツアー上位で戦うために１年かけて準備してきた」と語り、成長を重ねながら目標に近づきたいという強い意志を示している。来週、中国での米ツアー出場を控える中、この大会での勝利が、彼女にとって大きな弾みとなることだろう。