【集団避難２５０人】市立中生徒 あす集団避難 輪島

【集団避難２５０人】市立中生徒あす集団避難輪島

国内

2024.01.16

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【集団避難２５０人】市立中生徒あす集団避難輪島

【集団避難２５０人】市立中生徒あす集団避難輪島

石川県輪島市は、能登半島地震で被災した市立中学校の生徒を、白山市の県立施設に集団避難させると発表した。これは被災自治体の子どもが集団避難する初のケースである。約250人の生徒が保護者の同意のもと、移動する予定だ。また、珠洲市でも約102人の保護者が子どもの避難を希望しており、能登町でも生徒の避難に向けた調整が進められている。

輪島市内からバスで出発し、同日夕に白山市に到着する計画だ。一部の生徒は自家用車で直接避難先に向かう。避難先は白山市の「白山ろく少年自然の家」と「白山青年の家」の2か所で、1年生と2年生は自然の家に、3年生は青年の家に宿泊する。家族は同行せず、生徒のみの避難となり、教員が生徒に付き添う形となる。

輪島市は避難期間を最長2ヶ月程度と見込んでおり、保護者には「白山市への一時的避難について」とする説明文書が送付されている。この集団避難は、学習や生活環境の確保に努めるため、県と連携して実施されるものであり、被災地の子どもたちにとって安定した環境を提供することが目的である。