【異常発生、自ら爆破】国産民間ロケット爆発事故‼スペースワン「カイロス」

国内

2024.03.14

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【異常発生、自ら爆破】国産民間ロケット爆発事故‼スペースワン「カイロス」

【異常発生、自ら爆破】国産民間ロケット爆発事故‼スペースワン「カイロス」

宇宙スタートアップのスペースワン（東京・港）は、和歌山県串本町にあるロケット射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」の初号機を打ち上げたが、打ち上げ5秒後に爆発し、飛行が中断された。同社によれば、異常感知によりロケットが自動で爆破する安全措置が作動した。この事故により、内閣衛星情報センターの小型衛星が失われた。社長の豊田正和は記者会見で、関係者や地元住民に深い謝罪を表明し、早期の原因究明と再発防止策の明確化、そして打ち上げの再開を目指すと述べた。

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カイロス初号機の打ち上げは、民間単独で国内初の人工衛星軌道投入を目指していた。射場や近隣地域では、約700人が見守る中、爆発とその後の火災が発生したが、人的被害はなく、火災は数時間で鎮火した。スペースワンは、今後も民間企業からの衛星打ち上げ受注を目指し、カイロス３号機までの計画を進行中であるが、今回の失敗が今後の飛行計画に与える影響は避けられない。

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串本町やその他地元関係者は、このロケット射場を通じた地域活性化と成長に大きな期待を寄せている。町民や見守っていた人々は、失敗にも関わらず挑戦の姿勢を評価し、次回の成功を期待している。スペースワンは、原因究明のために対策本部を立ち上げ、外部の専門家も招いて調査を進めている。同社の今後の動きが、国内外の衛星打ち上げ市場における日本の地位に重要な影響を与えることになる。