大谷翔平2024

米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手（29）は、元通訳である水原一平容疑者（39）が銀行詐欺の疑いで訴追され裁判所に出廷した同日、ロサンゼルスでのサンディエゴ・パドレス戦に出場し、第1打席で今季4号となる節目のソロホームランを左中間席に打ち込んだ。

水原一平容疑者（39歳）、ドジャースの大谷翔平選手（29歳）の元通訳として知られるが、銀行詐欺容疑で訴追された。2021年9月に違法賭博を開始し、胴元と接触を持っていた水原容疑者は、賭け金を重ねる中で巨額の不正送金を行ったことが判明した。米連邦裁判所に提出された資料によると、彼は大谷選手の信頼を利用して、大谷選手の口座から1600万ドル（約24億5000万円）以上を不正に送金していた。

米大リーグでの注目試合が各地で行われた中、ドジャースの大谷翔平選手は敵地シカゴでのカブス戦に「2番・指名打者」として出場し、2試合連続となる本塁打を記録した。この2号2ランは、彼のメジャー通算173号本塁打であり、松井秀喜選手が持つ日本選手最多記録にあと2本と迫る記録だった。

米大リーグの開幕において、ロサンゼルス・ドジャースの大谷は「2番・指名打者」として出場し、3打数2安打の活躍を見せた。チームはカージナルスに対して7-1で快勝を収めた。一方、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュはジャイアンツ戦に先発し、5回0/3を投げて5安打1失点、7奪三振を記録したが勝敗はつかなかった。

大谷翔平選手は、元通訳の違法賭博疑惑と自己の関与を否定する声明を発表した。この元通訳は大谷選手の賭博の借金を肩代わりしたと主張していたが、大谷選手はこれを全て虚偽であると否定し、自分が賭け事をしたり、送金を依頼したことはないと述べた。