【シン・自民党】政治刷新本部 改革策を議論

【シン・自民党】政治刷新本部改革策を議論

国内

2024.01.11

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【シン・自民党】政治刷新本部
改革策を議論

【シン・自民党】政治刷新本部
改革策を議論

自民党は10日、政治資金問題を検討する「政治刷新本部」の設立を決定し、岸田文雄首相（党総裁）が本部長を務めることを発表した。この本部は、国民の信頼回復に向けた取り組みの一環で、初会合は11日に開かれ、1月中に中間取りまとめを行う予定である。本部には、麻生太郎副総裁や菅義偉前首相が最高顧問として参加し、幹事長には木原誠二幹事長代理、事務局長には小倉将信前少子化相が就任。小泉進次郎元環境相も幹事としてメンバーに名を連ねている。本部のメンバーは約40人を予定している。

岸田首相は、政治資金の透明性を高めるための議論や政策集団に関するルール作りに注力する意向を示し、外部の有識者も参加させる計画を明らかにした。また、森山裕総務会長は国民の信頼を取り戻すための議論が中心になると述べ、派閥解消論も議題に上ると指摘した。

茂木敏充幹事長は、派閥の政治資金パーティー収入の議員への還流を禁止する再発防止策を提案。パーティー収入を銀行口座に振り込み、収支を党でチェックし公開する仕組みを検討している。さらに、政治資金規正法の改正に関しては、与野党での議論を通じて結論を出す必要があると岸田首相は述べている。自民党はこの議論に積極的に貢献するとしている。