【能登地震】岸田首相被災地訪問へ政府能登地震支援で４００人態勢

国内

2024.01.10

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【能登地震】岸田首相被災地訪問へ
政府能登地震支援で４００人態勢

【能登地震】岸田首相被災地訪問へ
政府能登地震支援で４００人態勢

政府は、自衛隊が能登半島地震の避難所で聞き取った物資や生活環境の要望を支援策に反映する方針である。自衛官約400人が石川県内約400カ所の避難所で給水や給食の提供と共に、被災者の要望を聞く活動を行っている。陸上自衛隊は、特に輪島市や珠洲市などの避難所を訪問し、入浴、トイレ、炊事、洗濯といった衛生環境の改善や、電気、ガス、通信サービスの復旧に関する要望を受けている。能登半島の先端付近では被害が深刻で、孤立した集落や土砂崩れ、道路の寸断が問題となっており、自治体の対応には限界がある。

岸田文雄首相は、木原稔防衛相や吉田圭秀統合幕僚長に、自衛隊による現場のニーズ把握を指示している。救援物資の届けにくさや避難生活の長期化を踏まえ、被災者の声を詳細に聞くことが求められている。政府は、首相が率いる非常災害対策本部を連日開催し、関係府省と被災状況や支援策の情報を共有している。自衛隊員が聞き取った現場のニーズも考慮し、首相はインフラ復旧や避難所の衛生改善策を指示している。

首相は週末に石川県を訪問し、被災地の声を直接聞く予定である。輪島市、珠洲市の視察や県庁での意見交換が検討されており、現地の受け入れ態勢や天候を見極めた上で訪問が決定されるであろう。