☝️岸田首相「腹割って話す」表明から１年北朝鮮拉致問題

国内

2024.05.12

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☝️岸田首相「腹割って話す」表明から１年北朝鮮拉致問題

☝️岸田首相「腹割って話す」表明から１年北朝鮮拉致問題

岸田文雄首相は、北朝鮮による日本人拉致問題に関して、国民大集会に出席し、北朝鮮の金正恩総書記との直接対話の重要性を再確認した。首相は「トップ同士が率直に話し合うことが極めて重要である」と述べ、いつでも直接対話する決意を強調している。この集会は、拉致被害者家族会が主催し、横田めぐみさんの母、早紀江さんも出席し、金正恩氏に対し子供を返すよう心からの訴えを行った。

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また、首相は、現状を大胆に変えることの必要性を訴え、拉致問題を含む日朝間の諸懸案を包括的に解決するためのハイレベル協議の早期実現を目指すと表明した。これには、前首相安倍晋三氏の政策を踏襲し、条件なしでの首脳会談に臨む方針が含まれている。さらに、北朝鮮との実りある関係構築が双方の利益に合致すると指摘している。北朝鮮側からは、金正恩氏の妹である金与正氏が、岸田首相の平壌訪問が実現する可能性に言及しており、日朝関係改善への一縷の希望が見える。しかし、北朝鮮は拉致問題を「解決済み」と位置づけ、核・ミサイル問題についても正当防衛と主張しているため、真の進展には困難が伴う可能性が高い。首相はこの点を認識し、日朝平壌宣言に基づく問題の総合的な解決を目指す姿勢を改めて表明している。