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☝️【脱コロナ】ワクチン生産の転換、モデルナ・ファイザー
新型コロナウイルスの感染収束を受け、世界各地の製薬企業はワクチンの生産戦略を見直している。米モデルナ社は、今夏に米国で投入する呼吸器合胞体ウイルス（RSV）感染症向けのワクチン生産に能力を転換しており、これはmRNA技術を使用した2番目の製品となる予定である。モデルナ社のステファン・バンセルCEOは、FDAからの前向きな回答を受け、専門家委員会での審議を期待していると述べている。一方、米ファイザー社は、コロナワクチンや治療薬「パクスロビド」の需要減少に直面し、工場閉鎖や人員削減を進めている。これにより、同社は24年末までに40億ドルのコスト削減を目指している。さらに、アストラゼネカ社は5月にコロナワクチン製品からの撤退を明らかにし、欧州医薬品庁も同社のワクチン承認を取り消した。
新たなパンデミックに備えた製造能力の維持は、各国政府にとって重要な課題である。製薬各社は、短期間での工場建設が困難であるため、製造設備の保持と迅速な対応が求められている。例えば、ヨーロッパ委員会は年間最大3億2500万回分のワクチン製造能力の確保を目指しており、各製薬会社との協定を締結している。ドイツ政府は国内のバイオ企業ビオンテックに対して、mRNAワクチン8000万回分の製造能力を維持する契約を結んでいる。日本も政府主導でワクチンの製造拠点を全国に整備し、国内での生産体制を確立する計画である。これらの動向は、将来の公衆衛生危機への迅速な対応を可能にするため、各国政府や製薬会社による長期的な戦略が求められているという状況を示している。
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📰 5月12日(日)の主要ニュース
①岸田首相「腹割って話す」表明から１年
📰日経新聞 引用記事
②ワクチン生産「脱コロナ」モデルナ・ファイザー
③（サッカー）横浜Fマリノス 先勝 アジアＣＬ
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